『老人たちの裏社会』新郷由紀著 宝島社 Ⅱ

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生き地獄化する余生編

裏社会と呼べるような複雑な話もなく目新しい話もなく、終章まで進んできました。

前章のコラム『婚活パーティーや不倫サイトに集う人々』がエネルギッシュなのに比べてこの章に出てくる人たちは寄り添う人もいないのでペットを飼って寂しさを紛らす人の話、捨てられた動物を拾ってきて部屋で養っているうちに”多頭飼育崩壊”になってしまう人。自殺する人。やることもなくぼんやり一日を過ごす人。

現役のころは、あれもやりたいこれもやりたいと望みがあったのが、一通り旅行に行ってくるとあとはやることがないので朝から酒浸りの生活をしている人を知っています。酒のつまみが刺身だそうで、うらやましいです。酒を飲むのもお金がないとできません。

時間だけはありますから、体の動く人で介護施設で手伝いをやっている人もいます。高齢者を高齢者が介護しています。そうやって仕事を見つけて活動のできる場所を確保するというのは、健康で張り合いのある生活を送るためには必要ですね。

この本は、高齢者の生活風景を描いたというような感じで、第2章ストーカー行為のすざまじさは高齢者に限らないと思います。高齢者を題材にしているので、ことさら強調されている感じがします。

ジャガイモの花

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高齢者の明日を考える