万引き編
最近の世間の事件のあくどさからすれば、悪いには悪いですが、ダーティーというほどの話でも無さそうに感じました。
第一章が、万引き
第2章が、ストーカー
第3章が、暴行、DV
第4章、売春
第5章が、ホームレス
第6章が、孤立死
第7章が、生き地獄かする余生
となっています。
事件が起きると高齢者が、被害者になるイメージが強いですが、万引きなどは、万引犯の3人に1人が65歳以上というくらい高齢者で占められています。昔のように生活上の苦しさから万引きをする例もありますが、最近の万引きは、1度やってみたら病みつきになってしまったという具合で、繰り返しやっているうちに依存症になってしまう人がいます。
万引きをするとスリルを感じるそうです。お金を出さなくても物が手に入るので、最初は出来心から始まるようですが、だんだんエスカレートして何度も捕まる人が出てきます。
たとえが悪いですが、ギャンブル依存症と変わりのない様に思えます。
お金を出さないで食料が手に入ればこんないいことはありません。捕まらないでいい様に万引きの手口も多様化しているようです。
・レジ抜け・・・レジを通さずに丸ごと商品を持ち出す。
・かごダッシュ・・・かごやカートに品物を入れてそのまま逃走する。
・中抜き・・・商品の中身だけ抜き取って箱を戻す。
・持ち込み・・・トイレや更衣室に持ち込む
その他王道のやり方・・・死角に入りものをカバンやバッグに移す。
万引き家族という映画が上映されましたが、あるお年寄りが万引きで捕まった時、身元保証人として迎えに来たのは、先日万引きで捕まった娘だったという笑えない話もあるようです。