定年退職後の生活で大事なことの一つは、人とのコミュニケーションです。
一日中誰とも話さないという生活は、非常に危険だと感じたことがあります。
そんな大げさなと思われるかもしれませんが、現役の頃とちがってとりとめのない顔つきになっているせいかあまり話しかけられることもなくなってきました。
人と一日中話をしないと頭が回らなくなって、何かの拍子に答えがすぐ出なくて困ったことがあります。
人と話をすることで、答えなければならないので考えなければなりません。
考えるということは、最適な答えを出そうと努力をするので、頭を回転させますが、話をしないとさびついて回転もしなくなります。
ですから、人との会話は大事なんだと反省して、常々知らない人とも話をするよう心掛けています。
お金をかけない麻雀

麻雀を知っている人間からするとお金をかけない麻雀は面白くない、と思うでしょう。
とてつもなく味気なく思えます。
ですが、最近介護施設ではお金をかけない麻雀が人気です。
介護施設で行う麻雀は、お金をかけずに楽しめます。
お金の奪い合いが、目的ではないからです。
お金のことよりも、考えて楽しむことを主においているからです。
ですから、向きになることもなく、適度の緊張感があり、ゲームとして楽しむことが出来ます。
人とのコミュニケ―ションがあり、ボケません。
麻雀をたのしむために、リハビリに来ており、極端な話、消化しなければいけないメニューがあるのに、そっちのけで麻雀を始めます。
メンツが足りないと麻雀が出来ないので、何しに今日はきたんだというような、本末転倒の表情をしています。
人との触れ合いが活力になるのは、旅先でのことだけではありませんね。
信州ではマレットゴルフが人気です

ゴルフが得点を競いあう競技で、参加者は一生懸命です。
信州では高齢者の行うゴルフにマレットゴルフというのがあります。
河原とか、森の空いたところを利用してマレットゴルフ場を作り、楽しんでいます。
4人一組ですが、見ていると最低2人はいなければなりません。
ノートにスコアを記録して行きます。
やっている本人たちは、面白いようです。
むきになっている人を見たことはありませんが、純粋にスポーツとして楽しんでいるようです。
どういう人たちがやっているのかと言いますと、主に農業従事者です。
ゴルフ場に来るのに軽トラできます。
人と触れ合う機会が少ないのう作業で、みんなとおワイワイやって楽しめるマレットゴルフは、いいスポーツです。