退職金を投資につぎ込んで失敗したというのは、株価が好調な時にはよくきく話ですね。
ゼロ金利なので銀行に預けておくよりはいいだろうと誰もが考えることでおかしくはないと思います。
退職金を南ア通貨に投資した60代男性 価値がみるみる下がり青ざめる(マネーポストWEB)をご覧ください。
初めて知った甘くない外貨預金の世界
ただそれが外貨預金となるとハードルが高いです。
投資した時よりも円高になったら元本割れのリスクがあるということを理解しておかなければなりませんでした。
いい側面だけが頭の中で膨らんでしまうとか、自分に都合のいいことしか考えないとか、分からないことを始めるとそうなりがちです。私の場合はそうでした。
外貨預金をやってみると、金利で得た利益から為替手数料を引いたらあまり残っていなかったとか、税金を引かれたあと残った金額を見たら思ったほどでもなかったということが起きます。
気をもむだけやらないほうがましだったのじゃないかと反省します。
知り合いに進められても自分で調べてみる
銀行員や証券マンは手数料が欲しい。ノルマをかけられたり昇進がかかったりしているのできちんと説明はするのですが、はしょって説明するのです。つまりお客がきちんと理解しているかどうかよりも買ってくれるかどうかの方を大事にしているのです。
もうかる可能性もありますが、損する危険性もあって、リスクがある、ということを十分教えないのです。教えたら、ギャンブルに投資するのか、ということになって売れないからです。
この場合は友人なので、友人は良かれと思って進めてくれたのでしょうが、自分で少しは勉強してみたほうがいいですよね。
自分で判断して失敗したのだったら納得できます。

このケースの場合私の主観的な考え
外貨預金の場合、実りの時期が来るまで時間がかかるということを前提に始める。
この方は、9円で買ったランドでしたが、7円に下がったので200万円損したところで解約しました。
コロナ禍の時は、6円近くまで下がりました。現在8円越え。これから落ち着いたころにはもっと上がるのではないかと予測しましたが。あくまでも素人同然の私の予測です。
私の思ったのは、
・一度にまとめて買わないほうがいいのではないでしょうか。
・時間(値段)をずらしながら何回かに分けて購入する。
・レバレッジをかけてないので時間をかけて投資する(利益が出るまで待ってみる)。
こんなことを考えたのですが、どんなものでしょうか。
投資は、ご自分で判断しておやりください。