株で一億円超の資産を築いた投資家が
年初からのコロナショックでどのような行動をとったか。
「株で1億円超の資産を築いた“億り人”24人の「2020年の投資成績」を公開! 凄腕投資家のコロナ・ショック時の行動や、どのくらい稼いだ(損した)かが明らかに!」(ダイヤモンド・ザイ)
これを読むと暴落時、余裕資金がないと
安く優良銘柄を購入することができない。
つまり買い玉を全部使いきっていると
予測のつかない暴落時に動くことができないということですね。
暴落することがありうると思っていたのか
自分の都合の良い様に考えてしまい、
いつも値上がりする方に目が向いていくものですが、
予測とは反対の方に動くことがある
ということについて心の準備ができていたかどうかということが
勝敗を決する。これが分かっているようで難しい。
理解していても実際はできない。
この点についてどう考えていたのかな。
一億円も運用するのですから、
冷静に考えていたことでしょうね。
優良銘柄の研究も常々取り組んでいたのでしょう。
株式投資で勝つ人というのは、何パーセントもいないのですから、
暴落時のとる行動で違ってきますね。
お金を残しておく
手持ちの資金を使い切ってしまうと、安く買えるというときにお金がなくて仕込むことができずに、人が安く仕入れるのを指をくわえてみていなければなりません。
その後どうなるかといいますと、市場が回復してきたときに安く仕入れた株が値上がりして大きな利益をもたらすのです。
いうのは簡単で、それができればみんな大金持ちなのですが。
株式投資は、テクニックで増えることがあります(大体の人はそういう風に動きます)が、忍耐力、欲に取りつかれない、不測の時に備える自制心を持てる精神力といったものに左右される面も大きいですね。