感想文『節約の王道』林 望 著

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食材の買い方から考えるべき

節約について何か有効なアイデアでもないかと読んでみました。

食材の買い出しは、冷蔵庫が空になった時ごく一般的なスーパーに行き、旬の食材を選びながらメニューを考える。冷蔵庫がいっぱいになるくらい買ってくる。10円20円の節約のためにチラシを見て買いに行かない。あちこち回ったり、レジで時間をかけて待つような愚行を避け、そういう時間があれば料理を工夫することの勉強に時間をかけるべきである。

買った食材は、腐らせて捨てるようなことはせず、すべて使い切る。そのためにいろいろ工夫する。例えば、大根であれば、葉っぱはご飯に炊きこむ、捨てない。

日経プレミアシリーズ

家計簿は使わず冷蔵庫に食費を管理させる。

冷蔵庫がいっぱいになるくらい買い出しに行き、その都度冷蔵庫に入れておいたものを使い切る。そういう風に繰り返しやっていれば、わざわざ家計簿をつけることに時間を使わなくても、食費を管理できる。

この辺りまで読んでくると 『ひと月9000円の快適食生活 』の魚柄 仁之助 流と似ているなあとも思ったのですが、 魚柄 さんの場合は冷蔵庫がいっぱいになるほど買わないし、少しの旬のものを調理する。人からよくもらい物をしてそれを調理することに喜びを感じている方です。こちらの先生は、人にものをプレゼントすることは嫌いで、もらうことも嫌いです。同じ節約でも違いました。

ためになったのは、タレはご自分で作るというところです。出来合いの調味料は使わない。例えば、すき焼きのタレは簡単にできるのだから、買わないで自分で作る。酢味噌とか小量しか使わないのだから自分で作るようにする。それのほうが、長い目で見て節約になる。

一人暮らしに炊飯器はいらない

このあたりから、ちょっと?となってきました。炊飯器で炊いたご飯は、一食食べた後は、冷凍庫で保存するけども、解凍するとき時間がかかるし、冷凍ご飯はまずい。それであれば、パックご飯のほうがうまいのでその都度買えばいい。

ちょっと~。それじゃー節約にならないのではないでしょうか

本は借りて読むな、買って読め。その理由がやたら寂しく、薄い。

葬儀は質素にやる。戒名も葬式もやらない。それはいいとしても、宗教を介在させるな、というのは、無理ではないでしょうか。墓は先祖代々の墓に入るというおつもりならお寺との関係があるので、どんなに力んでも宗教を介在させざるを得ません。

節約を趣味にはしないが、日々切磋琢磨する。

一般の節約術の本を読むとそこまでやるの、というような節約道と呼べるような精神の域に自分を高めていく方法まで紹介されていますが、大体そうせざるを得ない生活環境から生み出されているように思います。

節約にこじつけて1冊本を書いたというような印象を持ちました。今回タレは自分で作るという点が参考になりました。自分で作るタレというのは、いろいろ工夫の過程があって楽しいかもしれません。インスタントのみそしかないので酢味噌を作るのは、苦しい。

さて冷蔵庫は、家計簿替わりになるでしょうか。いろんなネタをかき混ぜて本を書く。

それなら、よお~し